盗聴された!その音声は一体何に使われる?

気のせいでは終われない?盗聴と家庭の関係性

あなたは盗聴器の実物を見たことはあるでしょうか?
世間ではいまだ危険視されていない盗聴するための機械は年間30万台以上が姿かたちを変えて、販売されています。
計算上は一日900個もの盗聴器が新規設置されている計算になります。
盗聴に気づいたとしても、発見は容易ではなく、時には壁の中に、またある時はぬいぐるみの中にまで盗聴の危険は潜んでいるのです。
購入だけでは法律で取り締まることは出来ませんし、仮に仕掛けたとしても犯人の目星も付けにくい。
あなたの友人、家族、時には見ず知らずの人物すらもあなたのプライバシーを脅かすことが出来てしまう。
そんな盗聴器ですが、一体どのような悪用をされるのでしょうか?

私は大丈夫だと自信を持って言えますか?

盗聴器被害は世間でも認知されにくく、家みたいな一般家庭にあるわけ・・・と思われるかもしれませんが、実は発見された盗聴器のおよそ30%以上が一般家庭の家屋にて発見されています。

この数字はあくまでも調査を行いそのうえで発見した割合になります。
実際の発見件数は年間販売数に対し5%程だと言われています。つまり残る95%は未だ稼働状態である可能性が高いという事になります。
家庭だけではなく、会議室やホテルの一室にも危険は潜んでいる可能性も高いのが見て取る事ができます。
「最近自分の噂話をされているかも・・・」や、「家に帰ると決まった時間に嫌がらせ行為を受けている気がする・・・」「家でしか話していないことを知られている・・・」といった些細な違和感は、気づいたときには手遅れ!なんて事態になってしまうかもしれません。

あなたの肉声は、今もどこかに出回っているかもしれないのです。

盗聴された音声は一体何に使われるのか

盗聴音声なんて何に使えるの?と思うでしょうが、実は色々な事に使用される可能性があるのです。

ストーカーと盗聴は関係ない?

あなたがもしも日常的につきまとわれている人物がいる場合、盗聴・盗撮の可能性は非常に高くなります。
「家に帰ってきた瞬間に電話が鳴る。」「なぜか自分の秘密を握られている。」
など、ストーカーは自身の危険をかえりみず、あなたにコンタクトを取ろうとしてくるでしょう。
あなたの生活を盗み取り、行動を予測されるまでになれば、自分だけではなく周囲の人間にまで危害を加えられる事もあるかもしれません。
また悪質な場合だと、あなたの個人情報や秘密を第三者に流布されてしまうかもしれません。
そうなる前に怪しい人物や状況に少しでも違和感があるならば、より早い対応と解決が求められます。

会議室は会社の重要情報保管庫

現代の情報社会において会議の内容はライバル会社や、それを専門で集める闇業者にとって喉から手が出るほど欲しいものです。
「でもうちの会社はセキュリティもしっかりしているし・・・」果たしてほんとにそうでしょうか?
あなたの会社の社員は本当に信用できる人物ですか?はたまた会社の清掃員は安全な人物しょうか?
世の中には目先の物に囚われて法律を犯してしまう人が後を絶ちません。
ちょっとした油断によってあなたの会社情報やアイディアが流出してしまい、多大な損害を生んでしまうかもしれません。
情報は会社の存続を決める重要な資産です。
盗聴発見のほんの一手間を惜しんだことによって、会社の命運を決めるアイディアはいとも簡単に他社に盗まれてしまうのです。

あなたの声が犯罪に

技術は日々進歩を重ね、我々の知らないうちにまるで未来にも思えることを成し遂げられるようになりました。
裏を返せばそれは詐欺の手口も巧妙になってきたという事です。
あなたの音声データを盗聴し録音をされて、合成・加工してしまえば詐欺電話の音声に使われてしまう可能性があります。

身に覚えのない罪で警察から電話を掛けられてしまえばもう手遅れです。
警察官に無実を訴えても、あなたは重要参考人として、途方もない時間を浪費する事になってしまいます。
わたしには関係ないと油断していると、家の中やカバン、IT機器など何の気ない生活用品があなたに牙をむくことになるかもしれません。

盗聴や盗撮は簡単に気がつくことが出来ず、怪しいなと思っても見逃してしまいがちですが、自分には関係ないと思っている今も盗聴器を仕掛けられているかもしれないのです。

生活や交友関係、知られたくない秘密など、音声だけで得られる情報は無数にあります。
少しでも不安な事や違和感があれば、とにかく迅速に行動することが大切です。

もしかすると盗聴されているかも!どうするべき?

もしもあなたが、日常生活において違和感や不安あれば、まずは自身で盗聴発見を行ってみましょう。
分かりやすい盗聴機なら発見できるかもしれません。

CASE1  市販のボックス型盗聴器
よくある盗聴器は9×9cm以下の箱型が一般的です。
発見されてしまうと一発で盗聴器だとばれてしまうため、基本的には人目に付きにくい机の裏やベッド下など、音声が拾いやすく尚且つ目立ちにくい場所に設置します

CASE2  スマートフォンの充電器等のコンセント型盗聴器
最近は増えつつあるスマートフォンの周辺機器に扮したタイプです。
また同様にコンセント型も多数存在します。発見方法は同様です。
こういったものを見分けるポイントとしてマイク穴(カメラ穴)がどこかに存在します
ご自身の周辺機器に1mm以下の小さな穴が開いていませんか?
もしも発見できない場合埋め込み式のマイクかもしれません、外装部分が外せた際は、マイクロUSBが入っていませんか?
実はそれ盗聴されているかもしれません。

CASE3  デジタル式盗聴器
ご自宅に携帯電話やスマートフォンなどはありますか?
そういった物も、悪用されてしまう恐れがあります。改造される可能性もありますが、自動着信機能を使った盗聴が一般的です。
デジタル波を使用しているためどこからでも盗聴でき、専門機材を使用しても発見は容易ではありません。
自身の携帯はもちろんの事、身に覚えのない携帯を発見した場合は速やかに調査を行った方が良いでしょう。

他にもスクランブル式などより高度なものもあるため自身での捜索では発見できない事も多いので、無理せず一度相談してみることをお勧めします。
盗聴には迅速かつ丁寧な対応が求められます

今回お話しした内容は

・盗聴器発見は一般家庭が最多

・発見されているのは全体の5%ほど

・盗聴や盗撮はストーカーや企業、犯罪に深く関わっている

・盗聴器には種類があり、物によっても対応が変わってくる

・盗聴には迅速かつ丁寧な対応が求められる

この記事でお悩みをした方もいれば、発見には至らなかった方もいらっしゃると思います。

一人で悩まず、まずはご相談だけでも結構です。

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